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「HUAWEI P9」はコスパの良いカメラを備えた優等生 @Huaweifan_Net #HWJTT2016


P9、噂には聞いていましたが、たしかにいい機種でした。

今、自分の手元にある機種が、iPhone7、Galaxy S7 edge、Lumia 1020なのですが、そういえば全ていいカメラ搭載してますね。
今回は時間もなかったので、S7 edgeとの比較を行っております。

S7 edgeは新古で7万〜8万くらい。
P9は新品の実勢価格5万くらいで購入可能です。

少し触ってみた感じでは、かなりサクサク。
S7 edgeの解像度の2560 x 1440に比べるとP9は低い1920 x 1080ですが、見た目には全然わかりませんし、解像度が低い分、描写にかかるCPU負担が少ないためサクサクになりやすいという要素もあるでしょう。

見た目もかなり上質。撮り忘れてしまいましたが、サンドブラスト加工が施された金属ボディーに丸みを帯びたエッジでかなり持ちやすくなっており、iPhone7、Galaxy S7 edge、Lumia 1020にあるようなカメラの出っ張りがないです。

さて、カメラ画質比較をしましょう。
P9とS7 edgeの比較です。左下にウォーターマークの入っているものがP9(左)です。
2つ共にISO 125、シャッタースピード1秒でP9:f2.2、S7 edge:f1.7です。

もろにF値の差なのでしょうかね。AUTOの露出が良くないのかわかりませんが、S7のほうが明るく撮れてます。
明るいことがいいことか?というと別の話にはなりますが、細かく見てみましょう。

エッジがより立った形で画像加工しているS7 edge(右)と、自然なディテールを維持しようとしているP9(左)です。

モノクロも見てみましょう。P9は独立したモノクロセンサーカメラが搭載されていることも特徴の1つです。
カラーのはS7 edgeです。
2つ共にISO 50、シャッタースピード1秒でP9:f2.2、S7 edge:f1.7です。

正直、後処理の思想に差がありすぎて比較のしようがないです。S7はよく見えるように加工するし、P9は自然な形で加工するのです。

P9とiPhone7、P9とS7 edgeとの比較です。
P9は色の再現性と雰囲気が独特ですごくいいですね。
まずはP9とiPhone7との比較です。
iPhone7はなんだか普通の写真ですね。P9のほうが雰囲気が出てていい感じがします。
ちょっとiPhone7が暖色寄りで、P9が寒色に寄っている気もします。
色については今回はiPhone7のほうがいいですね。

次はP9とS7 edgeとの比較です。
S7 edgeは暖色に倒れてますね。P9の圧勝です。

最後に、P9同士の比較ですが、P9の特徴であるダブルレンズですが、ダブルレンズの効果としては、カラーとモノクロセンサーを併用してディテールを向上するとのこと。
モノクロセンサーを後処理で合成するみたいなので、指でモノクロセンサーを隠して撮った写真と普通に撮った写真で比較してみました。
左が普通。右がセンサーを隠した写真

一回しか試してないし、こんなに差があるとは思えないので、参考程度に見ていただきたいのですが、ディテールがかなり向上しています。
んー。これは向上しすぎな気がするので、もう一度試してみたいですね。

写真はいろいろなところでテストしないとわからないこともありますが、ハイスペック端末と比較しても見劣りすることのない、いや、それを上回りもするカメラを備えていることがわかりました。
Leicaレンズですよ。そりゃ悪いわけ無いでさよね。

ただ、UIがわかりにくいことがだいぶ難点でした。
カメラのUIで隠し機能が多すぎたりするので、もう少しわかりやすいUI設計になってくれればもっと使いやすくなると思います。

カメラを重要視する人でこのハイスペックで5万円はコスパが良くてはおすすめできます。

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